- 生産者(ドメーヌ):デスパーニュ家
- 国:フランス(ボルドー)
- 生産地(テロワール):アントル・ドゥー・メール
- 年代(ヴィンテージ):2022年
- 品種:ソーヴィニョン・ブラン、セミヨン
- 栓:スクリューキャップ
- 熟成:記載なし
- アルコール度数:12.5%
- 飲み頃の温度:10℃
- 価格:税込1,458円
2023年10月24日から始まったファミリーマートと神の雫のコラボ、ファミマ限定のコンビニワイン。デスパーニュ・ルージュ(赤ワイン)の白ワイン。このワインは昔からファミマにあり、店舗によってヴィンテージが違い、味も異なる。樽熟成していないので重くなく飲みやすい。ボルドー産だが日本の料理に合うので冷蔵庫にストックしておきたい白ワイン。セブンイレブン限定ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランより飲みやすい。
生産者(ドメーヌ)
『神の雫』で紹介され一躍有名ワインとなったシャトー・モンペラを手がけるデスパーニュ家。ボルドーで250年、10世代に渡ってワイン造り受け継いできた名門。ポテンシャルのある畑を探し、小さな無名シャトーを高品質ワインを生み出す優良シャトーに育てている。
生産地(テロワール)
ガロンヌ川とドルドーニュ川の二つの大河に挟まれた150もの村からなるアントル・ドゥ・メール(2つの海の間)。近年、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨンの栽培が盛んになっている。小石や砂利が流れ込んだ粘土石灰質で起伏の激しい斜面、葡萄栽培に適した肥沃な土地。
葡萄品種(セパージュ)
ソーヴィニヨン・ブランとセミヨン。ボルドーブレンドと呼ばれるもの。骨格をしっかりしつつバランスの良い味わいを出す。比率は非公開。
エチケット
テロワールであるデスパーニュを金色で刻印。赤も白も同じ。
ルージュ(赤)と同じく、ブラン(白)も美しいスクリューキャップ。
味わい
赤と同じく開けてすぐは少し閉じ気味で特徴を感じられない。8時間後から酸味が目を覚ます。ソーヴィニヨン・ブランの野生味(草っぽさ)を感じさせつつクセが少ない。浮遊感のある逃避行を与えるスピッツ『ロビンソン』のようなワイン。
おすすめのワイングラス
どのグラスでも楽しめる。オーソドックスな白ワイングラスがおすすめ。
料理とのマリアージュ
- チーズ鱈:◎
- ポテトチップス:○
- カルボナーラ:○
- ジェノベーゼサラダ:△
- アーモンド:△
赤ワインよりフードフレンドリー。公式のおすすめは、グレープフルーツ等柑橘系果実、ハーブやソルトの効いたスナック。最も良かったのがチーズ鱈。チータラ。ワインの青臭さが消えて芳醇な味わいが広がる。これぞマリアージュ。ポテトチップスも良いが、とにかくファミマ限定の堅揚げポテトうす塩が旨すぎる。カルボナーラとの相性の良さは言うまでもない。あらゆるパスタとマッチング。スッキリ爽やかさを届けてくれる。ジュノベーゼやアーモンドは悪くはないが、特別おいしくなるわけではない。
神の雫・ソムリエ評価
明るい朝の光が当たる子ども部屋の前を通り掛かると、笑い声とともに、楽しげな鉄琴の旋律が聞こえてくる。アタッキーで美しい響きが心地よく耳をくすぐる。それはどこか懐かしく、聞き覚えのある楽曲。柑橘の甘酸っぱさとほろ苦さ、透明でキレのある味わい。そう、このワインは、鉄琴で奏でるチョップスティックス。
白ワインで珍しい5年熟成。この価格ではあり得ない。余韻が長い。ソーヴィニヨン・ブランの比率が高い。果実が乗りすぎておらずバランスが秀逸。豊かな酸が余韻の長さを生んでいる。ほろ苦さも後からやってきて白ワインに欠かせない要素がすべて詰まっている。ハーブたっぷりの前菜、甘味のある鯛のカルパッチョなどの白身魚にレモンやライムを絞る。もずくと合わせたいとのこと。
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