- 生産者(ドメーヌ):CFGV
- 国:フランス
- 生産地:非公開
- 年代(ヴィンテージ):NV
- 品種:アイレン主体
- 栓:コルク
- 熟成:6ヶ月間のタンク内二次発酵
- アルコール度数:11%
- 飲み頃の温度:8℃
- 価格:税込980円
千円以下で買えるコンビニワイン。神の雫とファミマのコラボ商品。ファミリーマート限定で2024年1月23日から販売している。ペール・ゴールドの色が美しく、炭酸の存在感が強い。これぞ「泡」を飲んでる!という気分になれるスパークリングワイン。ただし、夏の爽快感より冬の山をイメージする。
生産者(ドメーヌ)
C.F.G.V(Compagnie Française des Grands Vins)社は、世界70か国以上で年間6,000 万本以上を販売しているフランスの国内トップメーカー。シャンパーニュ以外のスパークリングではフランス最大の生産地。1884年4月10日、2年前に夫を亡くしたエリザ・アミオが高級スパークリングワインの農園、ヴーヴ・アミオを設立したことに歴史は始まる。主力ブランドであるシャルル・ヴォルナー、オペラ、ミュスカドールに加えて、輸出用またはプライベートラベル用の他のスパークリングワインも手掛けている。
葡萄(セパージュ)
アイレンはスペインを原産地とする白ワインやブランデーを作る葡萄。白ワイン用の葡萄品種ではシャルドネを抑えて世界一の生産量を誇る。スペインのラマンチャ地方が中心。暑さや干ばつ、乾燥に対して強く、収穫量も多い。
エチケット
美しいブルー。夏ではなく冬を連想させる。
キャップにも描かれる花が上品なイメージを醸し出す。
味わい
果実と炭酸のバランスがよく、千円以下の泡では美味しい部類。通常は夏をイメージする爽快感だが、フランスという冷涼な国だからか、冬をイメージする。豪雪ではないが、山の頭に雪が積もりはじめた季節のようなスパークリング。槇原敬之の『冬がはじまるよ』が聴こえてくる。
おすすめのワイングラス
白ワイングラスとフルートグラスで味わいが変わる。フルートグラスのほうが炭酸を感じ、果実味のバランスを考えると白ワイングラス。好みでOK。ファミマの公式では遠峰一青が白ワイングラスで飲んでいる。
料理とのマリアージュ
- 照り焼きチキン:○
- チーズバーガー:○
- さけるチーズ:○
- 鯖缶のパスタ:○
- 和風のきのこパスタ:⚪︎
- 塩の効いたスナック:△
- チョリソー:△
マリアージュまでいかないが、おおむねフードフレンドリー。ファマミのおすすめはグレープフルーツ、マスカット、メロン、ハーブやソルトの効いたスナック、フレッシュチーズ。
ソムリエ青池さんが勧めた照り焼きチキン、公式おすすめのチーズ、チーズバーガーなどは甘口のソースが洗い流されスッキリする。
無難なのはパスタ。トマトパスタは酸味を洗い流してくれる。醤油ベースの和風パスタも炭酸がキリッとする。
神の雫・ソムリエ評価
仲間と出掛けたスノーボード。ほろ酔い加減で夜のゲレンデに繰り出していく。みんなから歓声があがる。ナイターのカクテルライトが、照らしだす夜空の宝石。このワインは凍てつく季節からのプレゼント、煌めくダイヤモンドダスト。今年はきっと、いいことがある。
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