- 生産者:バデ・クレモン
- 国:フランス
- 生産地:ラングドック=ルーションなど
- 年代(ヴィンテージ):2022年
- 品種:グルナッシュ・ブラン、ユニ・ブランなど
- 栓:スクリューキャップ
- アルコール度数:12.5%
- おすすめの料理:ペペロンチーノ、チーズ
- 販売価格:税込768円(まいばすけっと、350ml)
化学肥料や殺虫剤を使わずに環境に配慮して栽培された葡萄から造られたオーガニックワイン。フランスの国際有機認定機関「エコサート」の認証を受けている。
まいばすけっとで販売しているのはハーフサイズの350mlのみ。
味わい
果汁がしたたり落ちるような、無垢で、みずみずしい味わい。摘まれたばかりの果実を飲むかのようなフルーティー。酸味も苦味も、気配程度にしか存在しない。果実味の純粋さを際立たせる“沈黙の演出家”となっている。
翌日、沈黙は破られる。柑橘の清涼が立ち上り、味わいは一変する。酸味が強くなり、柑橘系のフルーツを飲んでいるかのよう。
料理とのマリアージュ
公式のおすすめは、魚介のマリネ、帆立のソテー、タコのフリット、菜の花のペペロンチーノ、チーズなど。
ペペロンチーノは、ニンニクという暴力をワインが受け止め、聖母のように優しく赦す。まろやかに整え、円環のような幸福を生む。
チーズとの相性も抜群。チーズの甘味がワインをキリリと引き締め、チーズの臭みをワインが綺麗に流す。互いが互いを高め合いながら昇っていくその様は、スティーブ・マックィーンとポール・ニューマン。味覚のタワーリング・インフェルノ。
葡萄(セパージュ)
グルナッシュ・ブラン、ユニ・ブラン、コロンバール、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ)など。
産地や品種、製法にこだわらず、フランス全土の葡萄を自由にブレンドしたヴァン・ド・フランス(Vin de France)のワイン。手頃な価格で気軽に楽しめ、フランスワインの敷居の高さを感じさせない。
生産者(ドメーヌ)
バデ・クレモンは、ブルゴーニュ出身のドゥロネー夫妻が1995年に設立したワイナリー。夫妻は世界各地でワイン造りを学び、ラングドック=ルーションの可能性に魅了され、この地に拠点を構えた。
現地のブドウ農家と多数契約し、高品質でコストパフォーマンスに優れたワインを造っている。畑やブドウの個性を見極め、それを活かすためにブレンドや熟成にも力を注いでいる。夫妻は自ら醸造にも関わり、フランス国内に3つの醸造所を所有。2001年からはオーガニックワインの生産も始めている。
生産地(テロワール)
ラングドック・ルーション地方はブルゴーニュのボジョレー・ヌーボーと並ぶ格安ワインの名産地。フランス全体の40%のワイン生産量を誇る。典型的な地中海性気候でブドウ栽培に適している。夏は雨がほとんど降らず乾燥し、冬は穏やかな気候。乾いた冷風がブドウ畑を乾燥させ、病害から守る。PAYS D'OC I.G.P. (IGPペイ・ドック)は南フランスのラングドック・ルーション地方で造られるワインを指し、フランス国内で最も歴史が古く、最も広いぶどう畑がある。
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