
- 生産者(ドメーヌ):ヴィーニャ・コノスル
- 国:チリ
- 生産地(テロワール):非公開
- 年代(ヴィンテージ):2022年
- 品種:ピノ・ノワール100%
- 栓:スクリューキャップ
- 熟成:4ヶ月熟成。35%樽、65%ステンレスタンク。
- アルコール度数:12.5%
- 飲み頃の温度:14℃~16℃
- 楽天価格:794円(店舗:880円)
カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネに次いで3番目に売れているコノスル・ワイン。グラスに注いだときの美しさにうっとりする。一日の終わりに、静かな旋律を心に残す一本。
味わい
注いだ瞬間、ルビーの雫が光を返す。その透明感は、春の夕暮れに沈む陽光のよう。
舌の上で、絹のように流れる酸と果実。軽やかさの中に潜むのは、確かな芯。強がりを見せない優しさ。千円以下とは信じがたいほど、品格を感じさせるピノ・ノワール。
2日目には酸が前に出て、やや気まぐれな表情に変わる。昨日とは違う微笑みを見せる恋人のように。出会ったその日に飲み干したいワイン。
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ソムリエ評価
ソムリエの鈴木培稚(ますぢ)さんは2021年をテイスティング。バランスが良く飲みやすい。甘味がきて綺麗な酸があって余韻が長い。ピノ・ノワール初心者におすすめと絶賛。
ドジャースのロバーツ監督も利きワインでは、1万円以上の高級ワインより美味しいと絶賛。
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料理とのマリアージュ

- 牛サガリ:⚪︎
- 和風ハンバーグ:⚪︎
- スモークタン:△
- ヒレカツ:△
- 牡蠣フライ:△
- カマンベール・チーズ:△
- サラミ:×
公式のおすすめはマルゲリータ、鰻の蒲焼き。その他は地鶏むね肉のロースト、和風ハンバーグ、牛しゃぶしゃぶ、ヒレカツ、アマトリチャーナ。良かったのは牛サガリ。胡椒が効いてピノ・ノワールのやさしさが広がる。

ローソンで買った和風ハンバーグはまあまあの相性。夕暮れまで遊んだ小学生の少年を優しく迎えに来た歳の離れたお姉ちゃんのような相性。

その他は可もなく不可もなし。寄り添いはするが、火花は散らさない。唯一、合わなかったのはサラミ。穏やかだったピノ・ノワールが急に暴れ出す。
エチケット

エチケットはゲヴュルツと同じく紫。ピノ・ノワールで紫は珍しい。カラー・パープルで高貴な印象を与える。どこか神秘的で、静かな高貴さを漂わせ、満月の夜に静かに走る一台の自転車。ペダルの音もなく、花の香りだけを残して去っていくよう。
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おすすめのワイングラス

大ぶりで、膨らみのあるブルゴーニュタイプの赤ワイングラスが最良。理由は3つ。
- 香りが大きく広がり、ピノ・ノワールの繊細な果実味が際立つ
- 酸の角がとれ、よりシルキーで優雅な印象になる
- 余韻が長く伸び、ワインが語る“物語”の細部まで届く
小ぶりのグラスだと酸味が前に出すぎ、このワインが持つ“優しい詩情”が削がれてしまう。
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生産者(ドメーヌ)
1993年設立のヴィーニャ・コノスル。ラベルの自転車はコノスルで働く従業員たちが広い葡萄畑の中を動き回るときの移動手段。自動車の排気ガスを出さないため、農夫さんたちは自転車を漕ぎながら美味しいワインをつくっている。栽培が難しいピノ・ノワールは15%を手摘み、85%を機械で収穫している。
生産地(テロワール)

ビシクレタ・レゼルバの産地は非公開だが、コノスルはシリーズによってピノ・ノワールの栽培を変えている。スタンダードの「ビシクレタ・レゼルバ」のロゼはビオ・ビオヴァレー、上級ラインアップの「オシオ」などはカサブランカ・ヴァレーのピノ・ノワールを使用。標高が400mほどあるカサブランカ・ヴァレーの冷涼な地中海性気候は、南極からの寒冷な海流の影響を強く受ける。一年中霧のかかった朝と涼しい風のおかげで、葡萄の成熟がゆっくり進み、ピノ・ノワールに適した地域。
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葡萄品種(セパージュ)
チリで最初に植えられたピノ・ノワールがコノスルのワイナリーのそばにあったことから、ピノ・ノワールはコノスルで最も重要な品種。1999年にはチリでナンバーワンのピノ・ノワールを目指して「ピノ・ノワール・プロジェクト」を開始した。ブルゴーニュ地方のピノ・ノワールよりも、葡萄の完熟度が高く、よりフルーティでチャーミングな味わいになる。ロゼワインもピノ・ノワール100%で造っている。
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その他のコノスル・ワイン