- 生産者(ドメーヌ):ヴィーニャ・コノスル
- 国:チリ
- 生産地(テロワール):セントラル・ヴァレー
- 年代(ヴィンテージ):2022年
- 品種:マルベック100%
- 栓:スクリューキャップ
- 熟成:80%をステンレススチールタンク、20%を樽で9ヶ月熟成
- アルコール度数:13.5%
- 飲み頃の温度:16℃ ~ 18℃
- 楽天価格:820円(店舗:910円)
ファミリーマート限定のコノスルのマルベック。定番シリーズにも同じワインがあり、パッケージ違いと思われる。千円以下のワインの中で、かなりの人気。
生産者(ドメーヌ)
1993年設立のヴィーニャ・コノスル。「南の円錐」の意味。ラベルの自転車はコノスルで働く従業員たちが広い葡萄畑の中を動き回るときの移動手段。自動車の排気ガスを出さないため、農夫さんたちは自転車を漕ぎながら美味しいワインをつくっている。ゲヴュルツトラミネールの葡萄はすべて手摘みで収穫している。
生産地(テロワール)
チリの首都サンチアゴから南に約150kmセントラル・ヴァレーにある山側の畑(小石の多い沖積土壌)、沿岸部と南部にある畑(粘土質と花崗岩土壌)で栽培。最先端のテクノロジーを備えた醸造設備を備え、1998年から肥料や、害虫・病害・雑草の駆除において出来る限り自然なものを使用。畑にはガチョウ、羊、昆虫や、様々な植物が存在し、様々な植物や生物がひとつの環境に共生することで生態系が健康な状態で維持され、自然のサイクルに良い影響をもたらしている。
ブドウ品種(セパージュ)
主にフランス西南部のカオール地方で作られるが、アルゼンチンが有名。世界のマルベックの栽培面積の75%以上を占める。小粒で果皮が厚いので濃い色と重たいタンニンが特徴。ポリフェノールの含有率が高く黒ワインと呼ばれる。ボルドーワインとブレンドされることも多い。赤身肉のステーキと合わせるのが定番で、『神の雫』の神咲雫はマルベックは味噌と合うと主張。味噌の濃厚な風味に負けないタンニンと発酵由来の香りが調和する。和牛カレーにも合わせた。
エチケット
ファミマ限定は少しカラー・パープルで自転車は黄金。シンプルだが高貴で素晴らしいデザイン。
味わい
パワフルさはそこまで感じず、酸味がある。ピノ・ノワールのようなエレガンシーもある。初めてマルベックを飲むが、強烈な個性は感じず、バランスがいいワイン。
おすすめのワイングラス
特にグラスを選ばないが、縦長のボルドーグラスがスッキリしておすすめ。
料理とのマリアージュ
- 牛ばら肉の炒め物:○
- 赤ワインのボロネーゼ:○
- パストラミビーフ:○
- パルミジャーノ:○
- デミグラスハンバーグ:△
- ロックフォール:△
公式のおすすめは赤身肉とチーズ。煮込みハンバーグ、焼き鳥(タレ)、アスパラの牛肉巻き、回鍋肉(ホイコーロー)。牛肉とは合う。
牛肉のボロネーゼも安定のマッチング。
パストラミビーフはマリアージュまでいかないが、もっと肉が欲しくなる。料理が進む。
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