ワールドディスカバリーNo.25・ドイツ・リースリング〜セブンイレブン最高傑作

生産者（ドメーヌ）：非公開
国：ドイツ
生産地（テロワール）：ファルツ地方
年代（ヴィンテージ）：非公開
品種：リースリング100%
栓：スクリューキャップ
熟成：非公開
アルコール度数：12.0%
飲み頃の温度：記載なし
楽天価格：1,078円

2023年12月2日に発売したセブンイレブン限定コンビニワイン。全社のコンビニワインの中でもトップクラスの美味しさ。セブンイレブンが力を入れている世界のワイナリーと共同開発する「ワールドディスカバリー」シリーズの25番。他にもイタリアのプリミティーヴォや、オーストラリアのシラーズなどがある。

生産者（ドメーヌ）

生産者は非公開だが、輸入や加工所が山梨県の笛吹市にある南アルプスワインアンドビバレッジになっている。おそらくドイツから葡萄を輸入してワインは日本で造っていると思われる。つまりドイツワインというより「日本ワイン」。同社はファミマとコラボした「コア・ソーヴィニヨンブラン・マールボロ」の加工も担当し、この2品がコンビニ限定ワインではトップ2の美味しさ。会社設立は2012年3月、ワインの製造は2013年1月からと歴史は浅いが、国内トップクラスの技術力と言える。

生産地（テロワール）

葡萄の生産はドイツのファルツ地方。フランスのアルザスに近く、ドイツの南西部にある。ラインヘッセン地方に次いで国内で2番目に大きなワイン生産地。

東をライン川が流れ、ドイツで最も温暖な地域。フェルツァーヴァルト山地の斜面の畑で冷たい空気や強い雨から守られている。晴れ間の多い乾燥した地中海性気候。世界最大のリースリング栽培地域であり、リッチで完熟感が強く厚みがあるフルボディの味わいになる。フランスのアルザスの味わいに近い。

葡萄品種（セパージュ）

永久保存版】リースリングとは？最も高貴な白ブドウの特徴からおすすめワイン産地までを徹底解説 | アカデミー・デュ・ヴァンブログ

高貴なブドウ品種に分類されるリースリング。極甘口から辛口からスパークリングまで幅広いワイン造りに使われる。果実味とミネラル感が豊かな味わいが特徴。ドイツが世界の60%も生産し、モーゼルとラインガウが2大産地。他にもフランスのアルザス、オーストリア、豪州（オーストラリア）、アメリカのニューヨーク州などが有名。神の雫の神咲雫の表現が秀逸。「太陽が照っていて空は晴れ渡っているのに風はひんやりと冷たい」。アルザス地方は、突出したミネラルと硬質なアロマや味わいがある。ドイツもアルザスほどではないがミネラルは強く感じ、果実味を含めた複雑さやスケール感がある。ニュージーランドは飲みやすく柔らかく、ゆったりした優しさがある。