- 生産者(ドメーヌ):ロシュ・マゼ
- 国:フランス
- 生産地(テロワール):ラングドック
- 年代(ヴィンテージ):2022年
- 品種:シャルドネ
- 栓:スクリューキャップ
- 熟成:記載なし
- アルコール度数:12.5%
- 飲み頃の温度:10~12℃
- 楽天価格:990円(コンビニ1,078円)
麦わら色が美しいシャルドネ。世界で最も売れているフランスワイン。千円前後の白ワインの中でも上位の美味しさ。ローソンやセブンイレブンなどコンビニでも買える。
生産者(ドメーヌ)
世界で最も売れているフランスワインのブランドが1998年設立のロシュ・マゼ 。わずか20年でフランスNo. 1メーカーに押し上げた。「ロシュ・マゼ」の名前の由来は「ROCHE(ロシュ)」がペイ・ドック地方のテロワールである粘土石灰質土壌に由来し、「MAZET(マゼ)」は南フランスでよく見られる小屋を意味する。ロシュ・マゼはIGPペイ・ドックと言う58種類を自由にブレンドできる自由度で造られるので、従来の規約に縛られない美味しいワイン造りができる。
生産地(テロワール)
テロワールは南フランスのラングドック・ルーション地方のペイ・ドック。カジュアル・ワインの生産地。地中海沿いに広がり数百キロメートルの浜辺が広がっている。乾燥した土壌や切り立った斜面や起伏の多い山々、太陽の降り注ぐ広大な土地で58種類の葡萄が栽培される。沿岸の砂質地域、平野と丘陵斜面の石灰岩、頁岩、粘土、小石の砂利と多様。豊かな日照量と適度な乾燥の地中海性気候。
ブドウ品種(セパージュ)
シャルドネはカベルネ・ソーヴィニヨンの次に世界で栽培される葡萄品種。生産者の個性が反映させやすい。七変化の葡萄であり、同じシャルドネでもワインによって味が大きく変わる。軽い味わいもあれば濃厚なものあり、フランスのシャルドネはレモンの香り、アメリカはパイナップルの香りがする。
エチケット(ラベル)
シンプルにワイナリーの墨絵、金字でロシュ・マゼ。赤ワインのカベルネ・ソーヴィニヨンは「いかり肩」のボルドーボトル、白ワインのシャルドネは「なで肩」のブルゴーニュ・ボトル。
味わい
丸い果実味、やさしい酸味。クセが少なく、かなり美味しい。シャルドネの酸味の強さや果実のクセが苦手な人でも飲みやすい。冷やしすぎると酸味が強くなる。
料理とのマリアージュ
- 蕎麦:○
- ローストビーフ:○
- 蟹鍋:○
- いくら:×
クセが少ないのでフードフレンドリー。和食の蕎麦やうどんと合う。
ローストビーフ、蟹鍋とも相性良し。いくらは魚臭さが強調されるのでおすすめしない。
神の雫・ソムリエ評価
ペアリングマイスター森上氏が絶賛。香りが強く、フレッシュでなめらか。広がりのある味わいが持続する。果実味がタイトで、酸とのコントラストが美しい。料理とのマリアージュは、焼きとうもろこし、蒸し餃子、唐揚げ、エビの天ぷら、イカやエビのソテーが合うとのこと。
赤ワインのカベルネ・ソーヴィニヨンも超おいしい
千円前後の赤ワインでは奇跡的な美味しさ。試飲したフランス人全員が圧倒的ナンバーワンに挙げ、1万円以上のワインしか飲まないという女性も絶賛。もう1万円のワインを買わなくていいと言い切った。