- 生産者(ドメーヌ):カセラ・ファミリー・ブランズ
- 国:オーストラリア(ニューサウスウェールズ州)
- 生産地(テロワール):グリフィス近郊
- 年代(ヴィンテージ):2022年
- 品種:シラーズ
- 栓:スクリューキャップ
- アルコール度数:13.5%
- 飲み頃の温度:8~14℃
- 楽天価格:858円
オーストラリアを代表するイエローテイル、オーストラリアを代表するシラーズ。エチケット(ラベル)のイエローが鮮やか。1000円以下で本場オーストラリアのシラーズが堪能できる。コンビニでも売っている店がある。
生産者(ドメーヌ)
カセラ・ファミリー・ブランズはイタリアから1969年に移住したジョン・カセラ氏の両親がシドニーから西へ約400キロのグリフィス近郊に設立したワイナリー。2001年にアメリカで発売したイエローテイルは輸入ワイン全米NO.1の売上記録を樹立。生産数は驚異の年間10億本を誇る。ジェイコブス・クリークと並んでオーストラリアを牽引するワイン企業。
生産地(テロワール)
イエローテイルの葡萄が栽培されるオーストラリア南東のニューサウスウェールズ州はオーストラリアワイン発祥の地。首都キャンベラやシドニーがある地域。赤ワインのシラーズや白ワインのセミヨンの栽培が盛ん。16の地域にわかれ、グリフィスがあるリベリナは州で最も大きなワインの生産地。1912年からワインを造り始め、赤土の上にブドウの木が植えてある。
葡萄品種(セパージュ)
シラーは元々フランスのコート・デュ・ローヌ地方の葡萄品種。色が濃くスパイシーでフルボディ。飲みごたえのあるワインに仕上がる。ローヌ地方のシラーはエレガンス、オーストラリアではシラーズと呼ばれ、スパイスと渾然一体となった黒い果実が織りなす東洋的なハーモニー。オーストラリアでは赤ワイン葡萄の40%も占める。オーストラリアワインの父と呼ばれるスコットランド人のジェームズ・バズビーがシドニーに持ち込み南オーストラリア州に広まった。当時は「エルミタージュ」と呼ばれた。1980年代以降、フードフレンドリーのワインが重宝されるようになったことで世界中で人気を博した。
おすすめワイングラス
フルボディでスパイシーなので、大ぶりのワイングラスがおすすめ。先のすぼまった口径は、ワインが舌先に当たるため、果実味の奥にある酸を引き出してくれる。実は味は舌のどの部分に当たるかによっても違う。 また大ぶりのグラスをスワリングすることでタンニンがきめ細かくなり凝縮した質感に変わる。
料理とのマリアージュ
- パエリア:○
- 日本カレー:○
- タイカレー:○
- 焼肉(プルコギ):○
公式(輸入元のサッポロビール)のおすすめは赤身の刺身、パスタ、焼肉、エスニック料理。フードフレンドリーでクリーミーなスープパスタとも合う。
ソムリエ評価
ソムリエとっしーさんのYouTubeで紹介。綺麗なルビー色、葡萄果実の香りが特徴的。シラーズにしては葡萄の凝縮感が濃すぎず、口に含んでいるときはフルーティ、喉を通したときにスパイシーさが来る。オージービーフに合わせてBBQに持っていきたいワイン。
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