ワインを美味しく飲むには名酒とワイングラスの他に道具も揃えたい。愛用のワイン三種の神器を紹介。
ワインセラー
ワイン生活を円満にするための嫁入り道具がワインセラー。ワインは保存する温度帯が重要。冷蔵庫は寒すぎる。その日のうちに飲み切るバッカスの化身はともかく、1週間くらいかけてチビチビやるのでワインセラーで味を保ちたい。
ペルチェ式
8本収納できるワイセラー。通販で買える中で最安値。メーカーはアイリスオーヤマ。ペルチェ式(半導体)なので無音で振動もなく、寝室にあっても気にならない。しかもオシャレ。インテリアとしても最高。新宿のアパートがアートになる。ワインセラーがあると、欲しいワインを買ったとき「ようこそ我が家へいらっしゃいました」と歓迎の気分になる。
フォルスタージャパン・ ロングフレッシュ
憧れの日本製ワインセラー。120本のワイン収納。高さ176センチの高身長。『神の雫』で登山写真家の岡崎が自宅の部屋に2台所蔵。さすがクライマー。いつかは欲しいワインセラー。
ワインオープナー
ソムリエナイフ
MRSXXNTYのソムリエナイフ。彩木丸柄。見た目がカッチョいい。ソムリエ鈴木培稚(すずき ますぢ)さん愛用のイタリア製ムラーノと迷ったが、デザイン製でこっち。
カッター、スクリューロッド、栓抜きの三つがついている。ダブルアクション(ワインのフチにかけるフックが2つあるもの)なので2段階に分けてコルク栓をあげられる。ビギナーでも抜栓しやすい。
オープナー
ワインのハードルの高さが値段、もうひとつがコルクを開けないといけないこと。ソムリエナイフを使うとかっこいいいが面倒くさい。小さな壁だが、なかなかのボルダリング。そんなロッククライミングを快適にしてくれるワインオープナーがある。電池いらず、ラベル剥がし、保存用のキャップの3点セット付き。
ひたすら回すだけなので、力も技量も要らず。徐々にコルクが開いて、新世界が始まるワクワクに包まれる。ちなみにコルクは約2000年〜4000年前の古代ローマ帝国やギリシャで使われていたと言われている。面倒くさいけど、やはりワインはコルク。
ワインキーパー
独り暮らしのワイン好き(お酒が強くない)にとって悩みの種が飲み残し問題。1週間くらいかけてチビチビやりたいのに、3日もしたら味わいが劣化し香りも飛んでしまう。1週間以上も保つには「コラヴァン」というガスを注入する秘密兵器があるが、5万円以上する上にボンベを買い続けるのでランニングコストも大変。そんなもの家庭で買ってられないので、その他の延命装置を紹介する。
ワインセーバー
コルクワインの手軽な保存キャップ(ワインセーバー)はプルテックス アンチ・オックスがおすすめ。ボトルに被せるだけでワインの酸化を防止できる画期的アイテム。酸化防止カーボンフィルターが内臓され、ワインの酸化原因となる揮発性成分と酸素の接触を抑制。シュコシュコ空気を抜いて真空にする必要がない。4〜5日ほどは味の劣化を防げる。もっと長い期間を保存したい場合はコラヴァンなどガスを注入する高級ワインセーバーになってくるが十万円近くするので現実的ではない。
東京都にあるフレンチ「uto」もプルテックス・アンチ・オックスを使用している。
シャンパンストッパー
シャンパン用のワインキーパーはギディーニのシャンパンストッパー。
両翼を開いて瓶に付けて締めるだけ。
これで2〜3日は泡が持続するのでスパークリングワイン党は必須アイテム。
プルテックス ・アンチ・オックス・シャンパン
嬉しいプルテックスのシャンパン・ストッパー。少し値段のはるシャンパーニュやスパークリングに安いストッパーは付けたくない。
ブラック&ゴールド、巾着袋もある逸品。シャンパンをひとり飲みするなら必須アイテム。