ワインの聖書

葡萄酒という神の雫への巡礼。家の飲みホームワイン。孤高のワインを届けます。

おすすめワイン漫画〜神の雫、ソムリエ、ソムリエール、シャンパーニュ

おすすめワイン漫画7選

ワインは漫画から学ぶ。なぜならワインは、人間が創り出した究極の哲学であり、最高のフィクションだからだ。味や産地の知識だけでは届かない、ワインがもたらす感動やドラマは、物語の中でこそ生きている。ここで紹介するワイン漫画は、チープなノウハウ本では味わえない、人生の深みとワインの真髄を教えてくれる。飲む者、作る者、売る者、愛する者。すべてのワインに携わる人々の魂が描かれた珠玉の名作たちである。

神の雫

 
  • 巻数:全44巻
  • 作者:亜樹直、オキモト・シュウ
  • 媒体:モーニング
  • 連載:2004年〜2014年

まさにワインの聖書。『神の雫』には人がなぜ生きるのか、なぜ死ぬのか。永遠と刹那がある。ワインのすべて、若者のすべてがある。異母兄弟である神咲雫、遠峰一青が父・神咲豊多香が遺した「十二使徒」を1年間をかけて対決する物語。ワイン好きでなくても読まないと人生で損をする漫画。この漫画に匹敵するのは『DRAGON BALL』と『北斗の拳』だけである。

マリアージュ 神の雫 最終章

 
  • 巻数:全26巻
  • 作者:亜樹直、オキモト・シュウ
  • 媒体:モーニング
  • 連載:2015年〜2020年

前作で十二使徒を揃えた神咲雫と遠峰一青が満を持して「神の雫」を見つけ出す完結編。「ワインと料理とのマリアージュ」を主題に置き、家庭料理から高級レストラン、宮廷料理に至るまで、高尾山からエヴェレストまで幅広いマリアージュ理論を展開する。料理とのマリアージュを壮大なプレリュード(前奏・序曲)にし、フィナーレ(最終楽章)である"神の雫"を探すまでの展開、旅のプロセス、命を懸けて挑む最後の勝負は圧巻。ワインやお酒、人生を超えて宇宙や神の領域を表現した。漫画史に残る大傑作であり、遠峰一青の鬼気には涙を流してしまう。

神の雫 ドゥジエム(deuxième)

 
  • 巻数:全2巻
  • 作者:亜樹直、オキモト・シュウ
  • 媒体:モーニング
  • 連載:2023年〜2024年

『神の雫 マリアージュ』から19年後のフランスが舞台。遠峰一青の忘形見である18歳の青夜(せいや)が主人公。父・遠峰一青が残した『神の雫』に関する遺言を叔父・神咲雫から手に入れるため、ワインの表現コンテスト「WIC」に出場する。ドゥジエム(deuxième)はフランス語で「2番目の」「第2の」という意味。父の跡を追い、ワインの迷宮に足を踏み入れ、それに人生をかける覚悟を獲得する。ワインを飲むことが知識や経験ではなく、想像の翼を広げられるかだと教えてくれる。

ソムリエール

 
  • 巻数:全44巻
  • 作者:城アラキ、松井勝法、堀賢一
  • 媒体:グランドジャンプ
  • 連載:2006年〜2012年

ワインを愛するだけでなく、ワインを愛する人を愛する漫画。ワインがなぜ人を虜にし幸福にし、不幸にするのか。その真髄に最も迫った漫画。「すべてのワインは心に芽生えた罪を洗い流すためにある」「いいワインは人の優しさがある。だから葡萄に嘘をついてはいけない。嘘をつかなければ葡萄は最高のワインになって帰ってきてくれる」「平凡なワインなんかありません。どんなに安いワインだって、ある人にとっては他のものとは全く違う、かけがえのないワインなんです」。ワインが最後に与えてくれるもの。それは登山が与えてくれるものと同じ。

シャンパーニュ

 
  • 巻数:全2巻
  • 作者:城アラキ、長友健篩
  • 媒体:グランドジャンプ
  • 連載:2018年〜2019年

大学で西欧史を教える非常勤講師の酒木俊介が、教え子で六本木のトップ・キャバ嬢・咲山エマと客を巡る中でシャンパーニュの奥深さを知っていく。1話完結のショートストーリー。ドン・ペリニヨンからサロンまで数々のシャンパーニュが登場。なぜシャンパーニュが特別かを堪能できる不朽の名作。シャパーニュの輝きは暗闇の中、悲しみの中でこそ初めて意味を持つ。人は祝祭のためにだけシャンパーニュを開けるのではなく、祝祭の裏に隠された悲しみを知るからこそシャンパーニュで乾杯をする。それを教えてくれるワイン漫画。

怪盗ルヴァン

 
  • 巻数:全2巻
  • 作者:亜樹直、オキモト・シュウ
  • 媒体:モーニング
  • 連載:2014年〜2015年

全17話のショート・ストーリー。原作・亜樹直、作画・オキモト・シュウの『神の雫』の黄金コンビ。ワインを巡る泥棒活劇。怪盗ルヴァンのメンバーは全員フランスのボルドーの五大シャトーを模したコードネーム。司令塔マスター・オーブリオンからラトゥール、マルゴー、ムートン、ラフィットの5人。最終話では神咲豊多香の邸宅から『神の雫』を盗み出そうとする。ミステリー・エンターテイメントであり、ワインとは何かを知るための旅。一定レベル以上のワインに優劣などあるわけがない。それを付けようとすること自体が人間の傲り。それを教えてくれるワイン漫画の傑作。

ソムリエ

 
  • 巻数:全9巻
  • 作者:城アラキ、甲斐谷忍、堀賢一
  • 媒体:MANGAオールマン
  • 連載:1996年〜1999年

世界一のソムリエ・佐竹城(ジョー)が継母が飲ませてくれたワインと同じものを探す物語。母をたずねて三千里のワイン版。お客様を見ることで、ワインに答えなどない。ワインの答えはお客様の数だけあることを教えてくれる。稲垣吾郎の主演ドラマの原作。

新ソムリエ 瞬のワイン

 
  • 巻数:全8巻(文庫版は全6巻)
  • 作者:城アラキ(原作)、志水三喜郎(漫画)、堀賢一(監修)
  • 媒体:MANGAオールマン(集英社)
  • 連載:2000年〜

「100本のワインがあれば、100本の感動がある」

かつて「最高のソムリエ」と呼ばれた北村瞬。ワインへの情熱と業界への絶望、そして亡き妻への深い想いを抱え、彼はワインの世界から離れていた。しかし幼馴染・久世慎次の熱意により、新レストラン「アストラル」で再びグラスを手に取る。

ワイン好きはもちろん、サービス業や人生の深みを味わいたい人にも響く、情熱と哲学に満ちたワイン漫画の傑作。この世に、つまらないワインなど一つもないことを教えてくれる。