
- 生産者:ヴィセンテ・ガンディア
- 国:スペイン
- 生産地:バレンシア地方
- 年代(ヴィンテージ):NV
- 品種:ボバル100%
- 栓:スクリューキャップ
- アルコール度数:12%
- 飲み頃の温度:記載なし(10℃前後がおすすめ)
- おすすめの料理:チキンカレー、チーズ
- 販売価格:税込610円
「まいばすけっと」などイオングループで販売するスペインの格安ワイン。バレンシア地方の土着品種、ボバル種のみを使用。冷やして飲んだ効果もあり、格安ワインと思えないほどフルーティー。喧騒から離れた果樹園で、静かに息づいてきたような風格。
ヴェラタは白ワインも素晴らしい。
味わい

タンニンの渋みがゼロに等しくフルーティー。舌の中で果樹園が育っていくよう。ただただ果実が優しく語りかけてくる。それらが風に乗って届き、春の夢を見ているかのよう。
料理とのマリアージュ

まいばすけっとで買えるもので合わせてみた。まいばすけっとの塩タンが絶品で大好きだが、ボバルとは生ハムのほうが相性良し。塩気の効いた一枚が、ボバルの酸と交差し、恋人たちの頬をすれ違わせるような、淡く美しい旋律を奏でる。

他に合ったのは、まいばすけっとのチキンカレー。料理にもワインにも“舞台メイク”が施され、エレガンスが立ち上がる。普段着だった味わいが、パーティードレスをまとう。
葡萄(セパージュ)

ボバルは、スペイン・バレンシア州の黒ブドウ品種。この地域のD.O.(原産地呼称)では、ボバルが栽培面積の約70%を占め、地元の気候や土壌に適している。ボバルは干ばつや病害に強く、厚い果皮を持つため、濃い色合いと豊富なタンニンを備えたワインが生まれる。
味わいは、ブラックベリーやプルーンなどの黒系果実の香りに加え、リコリスやスパイスのニュアンスが感じられる。酸味が高く、フルボディで骨格のあるワインに仕上がることが多い。また、ポリフェノールの一種であるレスベラトロールを多く含み、健康面でも注目されている。さらに、ボバルから造られるロゼワインは、赤系果実のアロマと鮮やかなピンク色が特徴で、フレッシュでバランスの取れた味わいが楽しめる。
生産者(ドメーヌ)

ビセンテ・ガンディア(Vicente Gandía)は、1885年にスペイン・バレンシア地方で創業された、130年以上の歴史を持つ家族経営のワイナリー。スペイン国内外で高く評価されるワインを生産し、世界85カ国以上に輸出している。
敷地内には、1820年に建てられた邸宅と、12,000本以上のオーク樽を備えた熟成庫があり、「高品質なワインをリーズナブルな価格で提供する」という理念のもと、2018年には「Best European Winery(ヨーロッパ最優秀ワイナリー)」にも選ばれるなど、国際的にも高い評価を得ている。
生産地(テロワール)

ワイン造りの中心は、バレンシア市から約90km離れたウティエル・レケーナ地区にある「オヤ・デ・カデナス(Hoya de Cadenas)」という、200ヘクタールの広大な自社畑。この地は、石灰質を含む粘土質土壌と昼夜の寒暖差が大きい独自の微気候に恵まれ、ブドウのポリフェノール蓄積を促進する。結果、果実味と酸味のバランスに優れた高品質なワインが生まれる。
栽培しているブドウ品種は、地元品種のボバルやテンプラニーリョに加え、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランなど多岐にわたる。ワイン造りには最新の醸造技術と伝統的な手法を融合させ、ステンレスタンクとフレンチオーク樽を使い分けることで、果実味と構造の調和を図っている。

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