プティモンテリア・スパークリング、ロゼスパークリング

生産者（ドメーヌ）：モンデ酒造
国：日本（チリ産の葡萄）
生産地：山梨（笛吹市）
年代（ヴィンテージ）：NV
品種：チリ産（詳しくは後述）
栓：スクリューキャップ
アルコール度数：12%
飲み頃の温度：5～8℃
価格：税込378円

ファミマやセブンイレブンなどのコンビニで売っている290mlのスパークリング缶。チリ産の葡萄を輸入して日本で作っている「日本ワイン」

生産者（ドメーヌ）

生産者のモンデ酒造は山梨県笛吹市にあるワイナリー。1952年（昭和27年）の創業と歴史があり、近年は缶ワインを世の中に浸透させる努力をしている。自社畑で栽培したキュベは「牧丘畑メルロ」と「豊富畑ヤマソービニオン」や、長野の葡萄を使った「天王原信濃リースリング」などがある。

葡萄（セパージュ）

スパークリング：ソーヴィニョン・ブラン、ペドロ・ヒメネス、シャルドネ
ロゼスパークリング：ソーヴィニヨンブラン、ペドロ・ヒメネス・セミヨン・シャルドネ・マルベック

缶には葡萄品種は書かれていないが、サイトで公開されている。多くの葡萄をアッサンブラージュ（ブレンド）している。この中で聞き慣れないのがペドロ・ヒメネス。

ペドロ・ヒメネスはスペイン原産の白ワイン葡萄。甘さが特徴でデザートワインを造るときに使われる。スペイン以外ではオーストラリア、ポルトガル、チリで栽培される。

味わい

白は果実味がなく酸味と炭酸が強烈。夏のために生まれてきたスパークリング。ロゼは果実味がありコンビニのスパークリング缶の中では最も美味しい。エチケットはシャンプーのボタニストのようにシンプルでスタイリッシュ。缶ワインのアップル社を目指しているかのよう。しっかりテロワールの風景が刻印され、ファッション・タトゥーのようである。

料理とのマリアージュ

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良かったのはトマトパスタ、スパークリングはポテトチップス、麺つゆを冷奴。

プティモンテリア・スパークリング

ロゼは料理に合わせるよりワイン単体がおすすめ。照り焼きチキンは肉の臭みが強調され合わなかった。公式のおすすめは以下の通り。

【おつまみ系】
カシューナッツ、スモークタン、カリカリチーズ焼き、ビーフジャーキー、チョリソー
【お料理】
サンドイッチ、サラダ、すき焼き、魚介鍋、豆乳鍋、焼肉、パエリア、ペペロンチーノ、カキフライ、コロッケ、ジャーマンポテト、ハンバーガー、フライドチキン
【お菓子やデザート】
チョコレートケーキ、チョコクッキー、ロールケーキ、ブラックチョコレート