ワインの聖書

葡萄酒という神の雫への巡礼。家の飲みホームワイン。孤高のワインを届けます。

ジェイコブス・クリーク・スパークリング・シラーズ

ジェイコブス・クリーク・スパークリング・シラーズ

  • 生産者(ドメーヌ):ジェイコブス・クリーク
  • 国:オーストラリア
  • 生産地(テロワール):南オーストラリア州(バロッサ・ヴァレー)
  • 年代(ヴィンテージ):NV
  • 品種:シラーズ100%
  • 栓:コルク
  • 熟成:NV
  • アルコール度数:12.5%
  • 飲み頃の温度:6〜8℃
  • 楽天価格:1,584円

シラーズ100%で造られるレアなスパークリングワイン。日本全国のスーパーで見かけるジェイコブス・クリーク。甘めになっているので、強烈なパンチがないが飲みやすい。

生産者(ドメーヌ)

ジェイコブス クリーク ブドウ畑

ジェイコブズ・クリークとは、南オーストラリア州バロッサ・ヴァレーの中心部を流れる小川のこと。ドイツから移住してきたヨハン・グランプが1846年にジェイコブス・クリーク沿いの土地を購入し、土手沿いにバロッサ・ヴァレー初の葡萄畑を開墾。1850年にファースト・ヴィンテージができた。世界80カ国以上に輸出している。

生産地(テロワール)

南オーストラリア州のバロッサ・ヴァレーはオーストラリアワインの中心地。バロッサ・ヴァレーのシラーズがオーストラリアワインの知名度を上げた。葡萄畑は川沿い約30kmに広がり、夏場では35℃を超えるため凝縮した葡萄が生まれる。樹齢100年を超す葡萄の樹が誇りで、疫病の被害も受けにくい。世界で最も古いシラーズやグルナッシュの樹がある。そのため葡萄の複雑さやエネルギーが他よりも優れる。

葡萄品種(セパージュ)

シラーズはワイルドでスパイシー。ベーコンのような燻製肉のニュアンスと黒胡椒の香り。ただし、やや甘口にしているので、そこまでシラーズの個性は感じにくい。

エチケット

ジェイコブス・クリーク・スパークリング・シラーズ

シンプル。フランスのワインに近い。一見どこの国のワインかわからない。

ジェイコブス・クリーク・スパークリング・シラーズ

キャップにもジェイコブス・クリークのロゴ。

味わい

辛口でもあり、やや甘口でもある不思議な味わい。辛口の赤スパークリングが飲みたい人におすすめ。

おすすめワイングラス

ジェイコブス・クリーク・スパークリング・シラーズ

シラーズ×スパークリングのキレを出すため、フルートグラスがおすすめ。

料理とのマリアージュ

ジェイコブス・クリーク・スパークリング・シラーズ

  • ナポリタン:○
  • 唐揚げ:○
  • デミグラスハンバーグ:△
  • ロックフォールチーズ:△
  • カツカレー:△
  • チョコスフレ:×

公式では「食前からお肉料理まで、また、チョコレートを使ったデザートまで相性がいい」とのこと。最も良かったのはナポリタン。マリアージュまで行かないが、互いの良さを殺さない。

ジェイコブス・クリーク・スパークリング・シラーズ

次は唐揚げ。これも同様。

ジェイコブス・クリーク・スパークリング・シラーズ

シラーズが合うとされるカレーやチョコはイマイチ。スパークリングではなく、スティル(非発泡)のシラーズで試してみたい。

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