ワインの聖書

葡萄酒という神の雫への巡礼。家の飲みホームワイン。孤高のワインを届けます。

「長濱蒸溜所 アマハガン ウイスキーハイボール エディション 神の雫」〜ウイスキーとワインの交響、泡の奥で、ボルドーの記憶が目を覚ます

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  • 生産者(ドメーヌ):長濱蒸溜所
  • 生産地(テロワール):滋賀県長浜市朝日町
  • 原材料:モルト、グレーン、スピリッツ(国内製造)
  • アルコール度数:8%
  • 販売価格:360円(税込み)

缶を手にした瞬間、これはただのハイボールではないとわかる。2026年4月28日にファミリーマート限定で発売されたハイボール。滋賀県長浜市にある日本最小規模のウイスキー蒸溜所「長濱蒸溜所」が、ワイン漫画『神の雫』とコラボ。

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フランスの有名ワイン「シャトー・モンペラ」の樽で後熟した原酒と、長濱蒸溜所のモルト原酒をブレンド。

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商品名の「AMAHAGAN(アマハガン)」は、長濱蒸溜所の自社モルトと、海外モルトをブレンドしたウイスキーのこと。名前は地名「NAGAHAMA」を逆読みにしている。

 

 

シャトー・モンペラは、『神の雫』の第1巻に2001年が登場。「パワフルでとろけるような甘味とキュンとくる酸味が迫ってくる。クイーンのボーカルの甘くてハスキーな声を分厚いギターや重たいドラムで包み込んだようなクラシックみたいだけどもっとモダンなワイン。神咲雫はオーパス・ワンの2000年より全然美味しいと言い、2001年はシャトー・マルゴーより高評価のワイン雑誌もある。ソムリエにブラインドで出すと5大シャトーと間違える場合もある。シャトー・ルパンを手がけた醸造コンサルタントのミシェル・ローランが1本の木に実る葡萄を6房までに減らすなど工夫を加えて生み出した。

<神の雫・テイスティングコメント>

グラスから立ち上がるのは、モンペラ樽由来のブラックチェリーやプラムを思わせる凝縮した果実香。長濱蒸溜所のモルト原酒の香ばしさと、バニラ、微かなスパイスのニュアンスが重なり、深みのあるアロマが広がります。口に含むとまろやかな口当たりとともに、麦芽の風味に溶け込む濃密な甘味が広がります。炭酸が弾ければ、モンペラ樽特有の絹のように滑らかなタンニンと黒系果実の風味が心地よく、贅沢で立体的な味わいへと昇華します。熟した果実感を残しつつ、最後はドライなキレが全体を締めくくり、しっかりとした骨格とエレガントな余韻を愉しめます。

味わい

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グラスに注げば、淡い黄金色の液体から細かな泡が立ちのぼる。口に含むと、まずウイスキーのどっしりした重力が舌に落ちる。次の瞬間、モンペラ樽由来の香りがふわりと翼を広げる。炭酸が弾けるたび、樽の奥に眠っていたワインの記憶が目を覚ます。

これはウイスキーとワインの中間ではない。二つの魂が、同じ舞台に立っている。麦芽は低く響くチェロのように骨格を支え、ワイン樽の果実香はヴァイオリンのように高く舞う。どちらかが主役になるのではなく、互いに譲らず、それでいて破綻しない。二刀流のハイボールだ。

ビールグラスで飲めば、炭酸の勢いとともに力強く喉を駆け抜ける。日本酒グラスなら、香りと甘みを少しずつ拾える。最もおすすめしたいのはワイングラス。泡の奥にある果実香、モルトの香ばしさ、樽の余韻が立体的に開き、このハイボールが“ワイン漫画とのコラボ”である意味が見えてくる。

エチケット

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エチケットは、まさに『神の雫』そのもの。青空を思わせる淡いブルーを背景に、ワイングラスを手にした青年がこちらを見つめる。漫画の世界と長濱蒸溜所のクラフト感が、缶という小さなカンヴァスの上で交差している。夢と職人仕事、その両方を見せるデザインだ。小さな缶の中に、長浜の蒸溜所、ボルドーの記憶、そして『神の雫』の余韻が詰まっている。これは飲むコラボではなく、味わう物語である。

料理とのマリアージュ

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料理では、チータラがいい。チーズの甘さを引き締め、胡椒のスパイスと握手する。生ハムと合わせれば、塩気を炭酸が洗い流し、喉にもう一段の力を与える。どちらも酒の輪郭を濁らせず、むしろ香りを前へ押し出す名脇役になる。

ドメーヌ・長濱蒸溜所

「長濱蒸溜所 アマハガン ウイスキーハイボール エディション 神の雫」

長濱蒸溜所(ながはまじょうりゅうじょ)は、滋賀県長浜市にある日本最小クラス(約8坪)のクラフトウイスキー蒸溜所。2016年に「長濱浪漫ビール」施設内に設立され、「一醸一樽」をモットーに、少量生産で、瓶詰めやラベル貼りまで手作業で行う丁寧なウイスキー造りを行っている。

「長濱蒸溜所 アマハガン ウイスキーハイボール エディション 神の雫」

代表作は「AMAHAGAN(アマハガン)」シリーズ。ビール醸造所とレストランが隣接しており、見学後に試飲や食事が楽しめる。