- 生産者（ドメーヌ）：メルシャン株式会社
- 国：アメリカ（カリフォルニア州）
- 生産地（テロワール）：ヨセミテ・ロード・ヴィンヤード
- 年代（ヴィンテージ）：NV（ノン・ヴィンテージ）
- 品種：シャルドネ主体
- 栓：スクリューキャップ
- 熟成：記載なし
- アルコール度数：12.5%
- 飲み頃の温度：記載なし
- 楽天価格：税込712円
2009年11月4日から日米同時発売されたセブンイレブンのオリジナルワイン。250mlで313円のサイズもある。フルボトルでも712円の格安ワイン。
生産者（ドメーヌ）
日本のセブン＆アイグループ、そごう・西武、ヨークベニマル、アメリカのセブンイレブンが共同企画・開発。メルシャン株式会社はキリンホールディングス傘下の国内最大手ワインメーカー。山梨県勝沼に設立された日本初の民間ワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社」が1949年に設立。セブンイレブンとは他にもマールボロ・ブリーズ・ヴァレー ソーヴィニヨン・ブランもリリースしている。
生産地（テロワール）
ヨセミテ・ロード・ヴィンヤード。カリフォルニア州ヨセミテ国立公園の道沿いにあるとしか分からず。ただしヨセミテ公園の近くであれば、最低でも標高900m以上の高地にあると思われる。
葡萄品種（セパージュ）
カリフォルニア州セントラルヴァレーのシャルドネが主体。他にも葡萄をアッサンブラージュ（ブレンド）しているが非公開。
エチケット（ラベル）
ヨセミテ・ロード・ヴィンヤードの風景写真。アメリカの雄大さが伝わる良いデザイン。
味わい
かなり美味しい。キリッとシャープだけど嫌な酸がない。ピラミダルな山のように端麗でストレート。単調さが逆にいい。甘さが特徴。コンビニの千円以下のシャルドネではいちばん好き。ソムリエのヴィノマリコさんが言うようにライトなソーヴィニヨン・ブラン。がぶ飲みできるワイン。
料理とのマリアージュ
セブンイレブンの公式サイトでは「魚介料理やグラタン、ポテトサラダなどとよく合う」と表記。シンプルなポテトサラダが合う。胡椒やマスタードなどが入った風味の強い料理はあっさり系のヨセミテロード・シャルドネが負けるとヴィノマリコさん。ソムリエあゆさんは銀鱈の西京焼きと合わせた。銀鱈の脂と味噌の甘い香りがシャルドネの果実味とマッチするとのこと。結論、ノーマルなポテトサラダが一番。ワインの甘味が消えてシャルドネのキリッとしたシャープさが際立つ。他はそこそこだが、ダメなのはソムリエあゆさん推薦のセブンイレブンのレンチン銀鱈の西京焼き。完全に魚臭さが際立つ。セカンド・オピニオンとしてヴィノマリコさんにYouTubeで質問したところ、「シャルドネだと土壌によっては鉄分多めのワインになる可能も高いので個人的には生魚や干物には合わせにくいです。個人的には醸造されている調味料を使うときは軽めの赤を合わせたくなりますが、主食材が魚の時は鉄分が少ない甲州を選ぶと良いです」とのこと。やはり西京焼きにシャルドネは博打の気がする。
神の雫・ソムリエ評価
ソムリエあゆさんの紹介。たっぷりの果実味と樽のニュアンスと酸味のバランスが良い。ちょっと白ワインを飲みたいというときに最高。里芋の煮物など甘じょっぱい和食にも合うとのこと。先ほど書いたように銀鱈の西京焼きは魚臭さが強調されたのでYouTubeでコメントしてみたところ、「シャルドネよりももっとスッキリした果実味の控えめなものなら生臭さは抑えられると思います。フランスのミュスカデやイタリアのヴェルメンティーノという品種の白ワインは魚にピッタリです」とのこと。
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