- 生産者(ドメーヌ):サンドロ・タソニエロ
- 国:イタリア(ヴェネト州)
- 生産地(テロワール):ソアヴェ地区
- 年代(ヴィンテージ):2022年
- 品種:ガルガーネガ100%
- 栓:スクリューキャップ
- 熟成:記載なし
- アルコール度数:12.5%
- 飲み頃の温度:8~10℃
- 楽天価格:1,144円
辛口のキレがありビール党にピッタリの白ワイン。シャブリと並んで世界で最も有名なイタリアワインのひとつ。SOAVE(ソアーヴェ)は自治体の名前で「軽くてステキ、心地いい」の意味。スクリューキャップで手軽、2〜3日は味が愉しめる。色はグリーンがかったレモンイエロー。グリーンの色調があるということは日照量に恵まれながらも酸度を残している証。ハーブ香が口の中に残る。冷やしたほうがシャープネスが出るのでワインセラーがなく冷蔵庫でワインを冷やす人におすすめ。
生産者(ドメーヌ)
サンドロ・デ・ブルーノ社のサンドロ・タソニエロ氏。父ブルーノ・タソニエロの事業を引き継ぎ、2007年が初ヴィンテージ。
生産地(テロワール)
北イタリア・ヴェネト州のソアヴェ地区。火山性に石灰質が混ざる土壌、フレッシュで酸味が強くミネラル豊富なワインとなる。
ブドウ品種(セパージュ)
イタリアで最も古い白ブドウ品種のガルガーネガ100%使用。ヴェネト州で多く栽培される。味は薄めで酸味が強い。房につく実と実の間にほどよい空間があることから、風が通り貴腐菌との相性がよく、陰干しや甘口ワインの生産にも向いている。
エチケット(ラベル)
燦々とした黄金の太陽、ターコイズブルーのような背景。品があり気分が明るくなる。映画『太陽がいっぱい』を思い出す。
味わい
最初の印象:酸よりも力強さ。山で渓流を飲んでいるような、小さな滝を飲んでいるような。舌にどっしりと流れていく。夏の登山の途中の湧き水を飲むような清涼感。
2日目以降:酸が強くなりワインの存在感が強くなる。辛口でビール党に合う印象。
料理とのマリアージュ
魚介やチーズ、バターに合う。豚肉にレモンを搾る。パスタのボンゴレ・ビアンコや、ペスカトーレなど。ワインブックス前場さんはマッシュルームのリゾットに合わせた。
◎試したマリアージュ
ミスマッチは無かったがワインの存在感が勝つ。最もマッチングするのはスパゲティのボンゴレ・ビアンコ。塩、ニンニク、魚介の味を洗い流して爽やかな波が来る。次に合うのがシャウエッセンのペペロンチーノ。刺激が強いものと合うワイン。
おすすめグラス
赤ワイン用、ビールグラス、シャンパングラス、クープ型など試したが、オーソドックスな白ワイングラスが喉越しが良い。
神の雫・ソムリエ評価
『神の雫』は登場なし。ソムリエ日本王者のワインブックス前場さんが詳しく解説している。カルディは珈琲ショップと思っていたが、ソアヴェでワイン買いにも目覚めた。