ワインの聖書

葡萄酒という神の雫への巡礼。家の飲みホームワイン。孤高のワインを届けます。

マールボロ・ブリーズ・ヴァレー ソーヴィニヨン・ブラン〜セブンイレブン・プレミアム

マールボロ・ブリーズ・ヴァレー ソーヴィニヨン・ブラン〜セブンイレブン・プレミアム

  • 生産者(ドメーヌ):メルシャン
  • 国:ニュージーランド(マルボーロ)
  • 生産地(テロワール):ブリーズ・ヴァレー
  • 年代(ヴィンテージ):2022年
  • 品種:ソーヴィニヨン・ブラン
  • 栓:スクリューキャップ
  • 熟成:ステンレスタンク
  • アルコール度数:13.5%
  • 飲み頃の温度:10℃〜16℃
  • 楽天価格:なし(税込1,408円)

セブンイレブン限定ワイン。「金のワインシリーズ」のヘッドライナー。世界で最も有名なソーヴィニヨン・ブラン産地。ソムリエの鈴木培稚さんが「店なら1万円で出せる」と絶賛。日本のブラインドテイスティング会で出されたときも多くの人が5千円台のワインだと思った。ワイン屋さんが口を揃えて「マルボーロのソーヴィニヨン・ブラン」が1000円台で売っているのは奇跡。普通は仕入れ値だけで2000円を超えると驚愕する。

生産者(ドメーヌ)

生産者ではなく輸入者。メルシャン株式会社はキリンホールディングス傘下の国内最大手ワインメーカー。山梨県勝沼に設立された日本初の民間ワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社」が1949年に設立。「世界に認められる日本のワイン」造りを目指し、1970年に「シャトー・メルシャン」シリーズが誕生。『おいしい酸化防止剤無添加ワイン』などが有名。

生産地(テロワール

ニュージーランドのブリーズ・ヴァレー。マールボロ地区は空気も爽やかで湿気が少ない。晴天率が高く、朝晩の寒暖差が激しく、ワイン造りに向いている産地。南極に近く海風あって冷涼。石灰質の畑、砂利が多い。水捌けがいい。葡萄がきれいに完熟する。

葡萄品種(セパージュ)

ワイラウ・ヴァレー沿岸のソーヴィニヨン・ブラン種を100%使用。温暖な地域で造られたものは、トロピカルフルーツのような南国系の甘い果実、蜂蜜の味わいになる。

エチケット

ニュージーランドの爽やかな緑なりきワイナリーのデザイン。ゴールドの背景と合って見事なセンス。ちなみにニュージーランドはスクリューキャップの比率が高い。

味わい

酸味はあまり感じないがキレがある。余韻の果実味が凄い。しばらくフルーティーな口当たりが残る。雑味が少ない。だから高いワインと間違えるかもしれない。5日後から酸が強くなるがシャルドネみたいになって逆に美味しい。

おすすめワイングラス

白ワイングラスがおすすめ。ロゼワインは柔らかくまろやかになる。このワインはキレが売りなので白ワイングラスのほうがポテンシャルを味わえる。

料理とのマリアージュ

マールボロ・ブリーズ・ヴァレー ソーヴィニヨン・ブラン〜セブンイレブン・プレミアム

  • カニカマ:○
  • ひまわりの種:△
  • スモークチーズ:○
  • 塩味の強いチーズ: △
  • 生ハムチーズ:△
  • ちくわ:△
  • ポテトチップスうす塩:△
  • カルボナーラ:△
  • フレッシュチーズ:×
  • 納豆キムチパスタ:×
  • 鯵(アジ)の塩焼き:×

ソムリエの田崎真也氏はシーフードを使用した爽やかな料理全般に合うと公式にコメント。すべてセブンイレブンで買えるもので試した。ソーヴィニヨン・ブランはフード・フレンドリー(料理に合わせやすい)葡萄品種だが、美味しいと思ったのはカニカマとスモークチーズ。喧嘩しないのは、ひまわりの種。お互いの味を邪魔しない。互いの良さを引き出すマリアージュはない。友人というより知人という感じ。

マールボロ・ブリーズ・ヴァレー ソーヴィニヨン・ブラン〜セブンイレブン・プレミアム

ちくわは普通。可もなく不可もなく。アジの塩焼きは絶望的に合わない。魚臭さが強調される。個人的には料理と合わせるのではなくワイン単体で飲むのがおすすめ。

神の雫・ソムリエ評価

マールボロ ブリーズ・ヴァレー ソーヴィニヨン・ブラン

セブンイレブンセブンプレミアムニュージーランドのワイン産地マールボロ地区で造られた白ワイン。ソーヴィニヨン・ブラン100%使用。ソムリエの鈴木培稚さんが「店なら1万円で出せる」と絶賛。石灰に含まれるミネラルは感じず、フレッシュ&フルーティー、すっきり爽やか。魚介のすり身、チクワなどが相性良しとのこと。

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