
- 生産者(ドメーヌ):ビニャ・ロス・ヴァスコス
- 国:チリ
- 生産地:コルチャグア・ヴァレー、カサブランカ・ヴァレー
- 品種:ソーヴィニヨン・ブラン&カベルネ・ソーヴィニヨン
- 年代:2024年(白)、2022年(赤)
- アルコール度数:12%(白)、14%(赤)
- 販売価格:税込1,067円(500ml)
ロス・ヴァスコスはボルドー5大シャトーで有名なシャトー・ラフィットを手がけるロスチャイルド家がチリで生産するワイン。500mlボトルはファミリーマート限定。ボルドーの記憶と情熱の結晶を、アンデスの風を抱きしめながら生み出したワイン。
生産者(ドメーヌ)

生産者はチリにある1750年創業のビニャ ロス ヴァスコス。1988年にドメーヌ バロン ド ロートシルト ラフィット社が買収し、経営を開始。ワインのボトルにはロスチャイルド家の紋章「伝統と上質の5本の矢」が描かれている。
生産地(テロワール)

葡萄品種によって産地は異なるが、メインとなるのはコルチャグア・ヴァレー。三方を山で囲まれたカニェテン盆地にあり、40キロ離れた太平洋からの冷涼な風が吹く。そのため、日中の強い日射による気温の上昇を緩和し、葡萄の完熟を促してくれる。充分な水源があり、霜害のリスクが少ない半乾燥土壌であることも葡萄栽培に適している。ちなみに、白ワインのソーヴィニヨン・ブランはカサブランカ・ヴァレーの葡萄を使用し、ステンレスタンクで発酵と熟成する。コルチャグア・ヴァレーは同じチリワインのアルパカの葡萄を作っていることでも有名。
味わい

ソーヴィニヨン・ブランの年代は2024年で最新ヴィンテージ。色は透明に近い淡さ。ハーブの苦みが鋭い矢のように喉奥を貫く。あとを追うように、グレープフルーツの酸が、切り立つ崖の間から吹き上がる潮風のように広がっていく。香りは控えめ。声高に自己主張しない。突如、現れた転校生のように静かで、鋭い味わい。

カベルネ・ソーヴィニヨンは2022年のヴィンテージ。コンビニなので保管が悪いのか、白ワインに比べると美味しさが落ちた。タンニンがガシガシ。ミディアムボディで、14%のアルコール度数を感じない。不器用な初恋のようなワイン。おすすめは白ワイン。
料理とのマリアージュ


スパゲティのボンゴレビアンコとは両方とも相性がいい。白ワインはハーブと苦味が、貝の旨味に火花を散らす。パンチ力がガツンと爆発する。赤ワインは果実味がにじみ出て、フルーティーさが際立ち美味しい。

トマトを加えたボンゴレ・ロッソは白ワインがおすすめ。トマトの酸と白の苦味が溶け合い、苦味が取れてフルーティーになる。
葡萄(セパージュ)

ソーヴィニヨン・ブランは、フランスのロワール地方で多く栽培される白ブドウ品種。トロピカルフルーツのように派手な果実味が前面に出る。一般的には、夏の青草の香りと表現される。シャルドネに比べ、温暖な気候を好むのが特徴。チリの恵まれた気候のもとで育つソーヴィニヨン・ブランは、豊富な日照と温暖な環境によって、南国の果実を思わせる香りが際立つ。一般的にシャープな酸を持つ品種だが、チリ産のものはその酸が穏やかになり、より柔らかな飲み心地に仕上がる。

チリのカベルネ・ソーヴィニヨンは「チリカベ」の愛称で親しまれる。濃厚な果実味、タンニンの渋みが少なく飲みやすい。コストパフォーマンスが高いことから1990年代のチリワインブームを作る盟主となった。
ソムリエ評価
ソムリエとっしーさんは、カベルネ・ソーヴィニヨンをハイコスパワインとして絶賛。チリは日照時間が長いので凝縮感が強く、かなり美味しいと称賛している。
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