ワインの聖書

葡萄酒という神の雫への巡礼。家の飲みホームワイン。孤高のワインを届けます。

コノスル・スパークリング・ブリュット

コノスル・スパークリング・ブリュット

  • 生産者(ドメーヌ):ヴィーニャ・コノスル
  • 国:チリ
  • 生産地(テロワール):ビオビオ・ヴァレー
  • 年代(ヴィンテージ):NV(年代なし)
  • 品種:シャルドネ、ピノ・ノワール
  • 栓:コルクキャップ
  • 熟成:シャルマン方式
  • アルコール度数:%
  • 飲み頃の温度:4℃~6℃
  • 楽天価格:1,234円

コノスルのスパークリングワイン。コンビニの泡はイマイチなことが多いが、これは美味。1000円ちょっとは大満足。ブリュットは残糖が少ない「辛口」の意味。エクストラ・ブリュットは「極辛口」。ナチュラルローソンでは375mlのハーフサイズも売っていた。

生産者(ドメーヌ)

コノスル・スパークリング・ブリュット

コノスルのワイナリーは、合計1200万リットルのワインをステンレススチールのタンクで生産。熟成用のセラーには4,000個の樽が貯蔵され管理している。コノスルのスパークリングはタンクで発酵させてから瓶詰めするシャルマン方式で製造する。

生産地(テロワール)

ビオビオ・ヴァレー

ビオビオ・ヴァレーは、世界最南端の葡萄栽培地。雨が少なく冷涼な気候、赤色粘土質土壌で理想的な栽培地。フレッシュな酸と豊かなミネラルをもった葡萄が栽培される。

葡萄品種(セパージュ)

  • シャルドネ:95 %
  • ピノ・ノワール:5 %

葡萄はシャルドネ主体。ピノ・ノワールも使う。シャルドネは30%をフレンチオークの新樽で樽発酵、一次発酵終了後、タンクで約1ヶ月の二次発酵を行った後、そのまま数ヶ月、滓と一緒に寝かせる。通常よりも1ヶ月程早く収穫することで、酸度やアルコール度数の理想的なバランスをとっている。

エチケット

コノスル・スパークリング・ブリュット

右はコノスルのピノ・ノワール

鮮やかなグリーン。コノスルの代名詞の「自転車」のロゴがなく、ぶどう栽培の「ビオビオ・ヴァレー」が刻字された珍しいエチケット。

コノスル・スパークリング・ブリュット

キャップにもコノスルのロゴマークが印字されている。

味わい

レモンのような果実の酸味が強く、キレが強い。そのバランスがいい。かなり美味しい。ワインに申し訳ないので使いたくないが「優秀」という言葉が口から出てきてしまう。1日、2日たって炭酸が抜けても美味しい。見事なスパークリング。

おすすめのワイングラス

コノスル・スパークリング・ブリュット

試したのは白ワイングラス、クープグラス。泡の存在をしっかり感じるスパークリングなので縦長のフルートグラスがおすすめ。

料理とのマリアージュ

コノスル・スパークリング・ブリュット

公式のおすすめは、焼きタラバガニ、寿司。その他はローストチキン、生牡蠣、キャビアと手に入りにくい食材。ワイン単体で楽しむのがおすすめ。お寿司は赤身の魚などネタによっては少し魚臭さを感じる。

コノスル・スパークリング・ブリュット

チーズ単体だと合わないが、カルボナーラなどパスタに合わせるのがおすすめ。

神の雫・ソムリエ評価

ソムリエ解説はなし。非常に美味しいスパークリングなので試して欲しいところ。

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