- 生産者(ドメーヌ):ヴィーニャ・コノスル
- 国:チリ
- 生産地(テロワール):非公開
- 年代(ヴィンテージ):2022年
- 品種:カベルネ・ソーヴィニヨン/カルメネール/シラー
- 栓:スクリューキャップ
- 熟成:オーク樽で6ヶ月、ステンレスタンクで2ヶ月熟成
- アルコール度数:13.5%
- 飲み頃の温度:16 ℃ ~ 18 ℃
- 楽天価格:1,098円(税込み)
化学薬品を使用せず栽培した葡萄から造るコノスル・オーガニック。シャルドネとともにコンビニでも売っている。
赤ワインは果実味もタンニンもすごい。存在感ばつぐん。気の強いO型(九州出身)の女性のようなワイン。
味わい
抜栓して1日後は少し酸も果実味も落ち着く。一気に飲みやすくなる。マロラクティック発酵により酸味をまろやかにしている効果か。それでも、しっかり果実味を感じられる。
葡萄品種(セパージュ)
- カべルネ・ソーヴィニヨン:49 %
- カルメネール:26 %
- シラー:25 %
赤ワインの中でもトップクラスに重たい葡萄品種を3つブレンド。パワフルな感じが納得。すべて手摘みで収穫している。
エチケット
花さく小道をブルーの自転車がかけていく。味の印象とは違うが、落ち着いて自然の恵みを感じられる良いデザイン。
料理とのマリアージュ
- アマトリチャーナ:◎
- すき焼き ○
- 回鍋肉:×
- 青椒肉絲:×
公式のおすすめはヒレステーキ、すき焼き、合鴨のロースト。最高峰はトマトパスタの代名詞であるアマトリチャーナ。トマトとワインの酸味が互いに打ち消しあって花束のようなフルーティーさだけが残る。ゴッホの《アイリス》のマリアージュ。
公式のおすすめ、すき焼きは○。ちゃんとワインの酸やタンニンなど個性を残したまま肉やタレの旨味と調和する。ダメよ〜ダメ、ダメだったのが回鍋肉と青椒肉絲。中華のタレとタンニンが喧嘩する。『神の雫 マリアージュ』ではニンニクの芽の香り同士にぶつからないよう、回鍋肉にアロマの穏やかなチリのカルメールを勧めていた。コノスル・オーガニックにも1/4ほどカルメネールがブレンドされているが効果なし。料理とのマリアージュの難しさを物語る。
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