- 生産者(ドメーヌ):ヴィーニャ・コノスル
- 国:チリ
- 生産地(テロワール):ビオビオ・ヴァレー
- 年代(ヴィンテージ):2022年
- 品種:ピノ・ノワール100 %
- 栓:スクリューキャップ
- 熟成:ステンレスタンクで6ヶ月熟成
- アルコール度数:12%
- 飲み頃の温度:6℃~10℃
- 楽天価格:793円
1000円以下の安旨ワインの代名詞であり、さまざまな葡萄品種が楽しめるコノスル・シリーズ。コノスルの代名詞であるピノ・ノワール100%から造られるロゼ・ワイン。チェリーを思わせる酸味や果実感。エチケット(ラベル)にシルバーの自転車、Roseの文字だけピンク色にした見事なデザイン。
生産者(ドメーヌ)
1993年設立のヴィーニャ・コノスル。ラベルの自転車はコノスルで働く従業員たちが広い葡萄畑の中を動き回るときの移動手段。自動車の排気ガスを出さないため、農夫さんたちは自転車を漕ぎながら美味しいワインをつくっている。
生産地(テロワール)
世界最南端のワイン生産地のひとつであるビオビオ・ヴァレー。葡萄が熟す過程で最も気温が低く、チリでも数少ない灌漑を必要としない場所。ミネラルを豊富に含む赤土の粘土質土壌、標高が高く29℃を超えることは少ない。フレッシュさとミネラルの特徴があり、ピノ・ノワールの他にもコノスルではゲヴュルツトラミネールやスパークリングワインの葡萄もビオビオ・ヴァレーで栽培している。この2つはコノスルでも特別おいしいので、ビオビオ・ヴァレーはコノスルの品質を支える重要な聖地と言える。
葡萄品種(セパージュ)
コノスルが重要視している黒葡萄がピノ・ノワール。チリで最初に植えられたピノ・ノワールがコノスルのワイナリーのそばにあった。1999年にはチリでナンバーワンのピノ・ノワールを目指して「ピノ・ノワール・プロジェクト」を開始。ブルゴーニュ地方のピノ・ノワールよりも葡萄の完熟度が高く、よりフルーティでチャーミングな味わいになる。ロゼ・ワインのピノ・ノワールは手摘みで収穫している。
味わい
ピノ・ノワールの特徴が出た淡い酸味と果実味。上品な味。同じくチリワインで有名な「アルパカ」のロゼはカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラーのブレンドで造っているため味わいがドライでコノスルとは大きく違う。
料理とのマリアージュ
- 生ハム:○
- 青椒肉絲:○
- ひまわりの種:○
- 韓国ロゼパスタ:○
- チョコレート:△
- 黒餡のまんじゅう:△
コノスル公式のおすすめは生ハムのサラダ、サーモンのカルパッチョ、青椒肉絲(チンジャオロースー)、牛ロースのレアカツレツ、海老のチリソース、フルーツの盛合わせ、ブラックチェリーのタルト。
他に試した中でおすすめは韓国ロゼパスタ。牛乳とコチュジャンで作るロゼ色のパスタ。互いを高め合うマリアージュまでいかないが色が同じなので合う。
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