- 生産者(ドメーヌ):ヴィーニャ・コノスル
- 国:チリ
- 生産地(テロワール):セントラル・ヴァレー
- 年代(ヴィンテージ):2022年
- 品種:シャルドネ100%
- 栓:スクリューキャップ
- 熟成:ステンレスタンクで4ヶ月間
- アルコール度数:13%
- 飲み頃の温度:6℃~10℃
- 楽天価格:794円(店舗:880円)
1000円以下の飲みやすいシャルドネ。ソーヴィニヨン・ブランに比べてキレがシャープでスッキリ。かつ、まろやか。白ワインの入り口が広い。初めて飲む人にいい。
コノスルはシャルドネとカベルネ・ソーヴィニヨンは飲み切り187mlサイズがある。フルボトルはしんどいけど、ワインがどんなものか試してみたい人にやさしい。
生産者(ドメーヌ)
チリのヴィーニャ・コノスルは1993年の設立。コノスルは「南の円錐」、「南向きの円錐の形をした南米大陸から、世界に向けてニューワールドワインの魅力を発信していこう」というヴィジョンが込められている。ワイナリーは首都サンチアゴから南に約150km、コルチャグア・ヴァレーのチンバロンゴにある。
生産地(テロワール)
チリの首都サンチアゴから南に約150kmセントラル・ヴァレーにある山側の畑(小石の多い沖積土壌)、沿岸部と南部にある畑(粘土質と花崗岩土壌)で栽培。最先端のテクノロジーを備えた醸造設備を備え、1998年から肥料や、害虫・病害・雑草の駆除において出来る限り自然なものを使用。畑にはガチョウ、羊、昆虫や、様々な植物が存在し、様々な植物や生物がひとつの環境に共生することで生態系が健康な状態で維持され、自然のサイクルに良い影響をもたらしている。
ブドウ品種(セパージュ)
世界で最も人気の高い白ブドウ品種シャルドネ。早熟で寒冷地の環境にも適応するため世界中で栽培されている。地域によって特徴がはっきり分かれ、チリ産シャルドネは白桃やパイナップル、トロピカルフルーツなどの果実味豊かに仕上がる。コノスルは葡萄品種によって収穫を手摘みと機械に分けている。シャルドネは45%を手摘みで収穫。
エチケット(ラベル)
お馴染み葡萄畑へとペダルをこいでいく農夫さん。明るいイエローが気分を華やいでくれる。
味わい
シャープだが嫌味がなく飲みやすい。酸が少なくフルーティー。かつ、まろやか。ガチガチの酸味ききまくりのシャルドネ好きは物足りないかもしれないが、シャルドネの入り口として良い。美味しさなら、あと200円プラスしてオーガニックのシャルドネを買うのがおすすめ。
料理とのマリアージュ
- じゃがいものペペロンチーノ:◎
- ペコリーノ・チーズ: ◎
- フレッシュチーズ :△
- 茄子のトマトパスタ: △
- ひまわりの種 :○
- 牡蠣フライ:△
- ヒレカツ:△
- スモークタン:×
公式のおすすめは牡蠣フライ、地鶏むね肉のロースト、ミラノ風カツレツ、アサリのワイン蒸し、海老フライ、鯛の塩焼き、魚介のグリル。
牡蠣フライやヒレカツは可もなく不可もなく。スモークタンは肉の臭みが出てしまうのでToo Bad。最高のマリアージュはジャガイモとベーコンのペペロンチーノ。
今のところ、あらゆる料理の中でも究極。シャルドネの酸味がペペロンチーノを抱擁する。ゴッホの包容力と高揚感が冷静に爆発する《アルルの跳ね橋》のマリアージュ。
もうひとつ至高のマリアージュがペコリーノ・チーズなど癖の強いチーズ。臭みを洗い流して余韻が美しい。
茄子のトマトパスタも悪くはないけどイマイチ。この場合はソーヴィニヨン・ブランのほうが合う。
ひまわりの種は塩と植物油だけの味付けなので、シャルドネと合う。脂分をスッキリ洗い流してくれる。
神の雫・ソムリエ評価
シャルドネは1000円以下の中でランクAと高評価。樽は使っていないがスモーキーな味わいとのこと。
ソーヴィニヨン・ブランと合わせて楽しんでほしい。