ワインの聖書

葡萄酒という神の雫への巡礼。家の飲みホームワイン。孤高のワインを届けます。

カーサ・スベルカソー・スパークリング・ブリュット

カーサ・スベルカソー・スパークリング・ブリュット

  • 生産者(ドメーヌ):コンチャ・イ・トロ
  • 国:チリ
  • 生産地(テロワール):セントラル・ヴァレー
  • 年代(ヴィンテージ) :NV
  • 品種:記載なし(おそらくチリ産シャルドネ
  • 栓:コルク
  • 熟成:記載なし
  • アルコール度数:12%
  • 飲み頃の温度: 記載なし
  • 販売価格:1,112円

ローソンのオリジナル・コンビニワイン。以前紹介した598円の白ワインのスパークリング。白ワインの良さを残しつつ爽快感のある泡のオーラが包む。コンビニ・ワインの盟主であるローソンを代表するチリワイン。

生産者(ドメーヌ)

コンチャ・イ・トロ。チリ最大のワインメーカー。1883年のスペイン人メルチョル・コンチャ・イ・トロによって創業され、ボルドーから複数のブドウの株を仕入れた。安旨ワインのトップランナー、コノスルも手がけるドメーヌである。

生産地(テロワール

チリ・セントラルヴァレー

セントラル・ヴァレーは北のアコンカグアから南のマウレ川まで南北350kmにわたるワイン産地。19世紀からヨーロッパ品種の栽培が始めた。白はセミヨンやシャルドネ、赤はカベルネ・ソーヴィニヨンが多い。アンデス山脈と太平洋に挟まれた盆地にあり、チリノンの中でも特に豊富な日照量からコクのあるワインができる。

ブドウ品種(セパージュ)

記載はないが、おそらく白ワインと同じチリ産のシャルドネ。実が小さめで皮が薄く、フルーツのような果実風味のものが多く、酸味はまろやかなタイプが多い。

エチケット(ラベル)

カーサ・スベルカソー・スパークリング・ブリュット

白ワインと同じテロワールが描かれたエチケット。金字が美しい。

カーサ・スベルカソー・スパークリング・ブリュット

金のキャップもゴージャス感ある。

味わい

酸味がかなり強い。飲み慣れていなければシャンパーニュと間違うのでは?と思うほど。飲みやすさ全開のアルパカとは真逆。白ワインをしっかり欲しい人向け。

おすすめワイングラス

カーサ・スベルカソー・スパークリング・ブリュット

定番のフルートグラスが飲みやすいが、グビグビ行きたい人はビールグラスもおすすめ。

料理とマリアージュ

カーサ・スベルカソー・スパークリング・ブリュット

  • ジャガイモのペペロンチーノ:⚪︎
  • 具なしペペロンチーノ:⚪︎
  • からあげくんレッド:△
  • 枝豆:△

ローソンで買える「からあげくんレッド」と「枝豆」は特に互いを引き出すわけでもなく、それぞれの道を歩む。

ペペロンチーノはニンニク臭を酸味と泡が洗い流し口がスッキリ。

ペペロンチーノ中でもジャガイモは秀逸。大地を感じるジャガイモとスパークリングの星々の煌めきのような泡がゴッホローヌ川の星月夜》を思い出させるマリアージュ

神の雫・ソムエリ評価

国際ワインコンクール審査員の藤野勝久さんは「からあげクンのレッド」を勧める。辛さと旨味のバランスが良くピリ辛で大人の味の「からあげクンレッド」と良く合います。クセになる組み合わせですとのこと。お試しあれ。